公益財団法人宮田心臓病研究振興基金 Miyata Cardiac Research Promotion Foundation

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Miyata Foundation Award 日本小児循環器学会研究奨励賞

受賞のことば

日本小児循環器学会では平成27年より公益財団法人宮田心臓病研究振興基金からの寄付を受け、「Miyata Foundation Award 日本小児循環器学会研究奨励賞」を設立しました。3回目となる本年は小林徹先生(国立成育医療研究センター臨床研究開発センター )、安原潤先生(慶應義塾大学医学部小児科)が受賞され、7月の学術集会時に表彰式が開催されました。

小林徹先生 国立成育医療研究センター臨床研究開発センター

 このたびは名誉ある第3回Miyata Foundation Award日本小児循環器学会研究奨励賞をいただき、関係各位に心より御礼申し上げます。
 今回の受賞テーマはワルファリンの至適投与量を遺伝薬理学的アプローチから予測するモデルを作成する事です。ワルファリンは血栓塞栓症の予防薬として小児循環器領域で広く処方されておりますが、出血合併症や血栓の発症等のイベントで苦慮することにしばしば遭遇します。近年、ワルファリンの吸収・代謝に関係する酵素(VKORC1、CYP2C9、CYP4F2等)の一塩基多型がワルファリン至適投与量に関連することが成人領域で明らかとなりました。しかし小児領域では成長発達といった成人とは異なる背景が存在するためワルファリン至適投与量と感受性遺伝子の一塩基多型との関係について定まった見解は存在しておりません。特に日本人を含むアジア人では特にエビデンスとなる臨床研究が少なく、検証的な日本人小児のワルファリン至適投与量予測モデル作成が必要と考えられます。
 本研究は日本全国20施設以上の先生方にご協力をいただき現在検体収集中です。日本から世界に向けて質の高いエビデンスを発信するため、本研究へのご協力をお願いいたします。

安原潤先生 慶應義塾大学

 この度、第3回Miyata Foundation Award日本小児循環器学会研究奨励賞の栄誉を賜り、誠にありがとうございます。このような身に余る賞をいただき、宮田宏章理事長ならびに公益財団法人宮田心臓病研究振興基金の皆様、また私の研究をご評価下さいました安河内聰理事長をはじめとする日本小児循環器学会の先生方に心より御礼申し上げます。
 私の受賞研究テーマは、「心臓流出路発生に対するDNAメチル化補酵素の作用機序の解明」です。これまで先天性心疾患の発症機構に関する基礎研究では、遺伝因子の解明に重点が置かれてきました。本研究の特色は、遺伝因子だけでなく、心臓幹細胞の機能維持に関わる遺伝因子と環境因子の相互作用をテーマとして、心臓流出路発生異常の疾患モデルマウスと単離培養した心臓幹細胞を用いて、心臓流出路発生異常に対する栄養素の影響を明らかにする点です。心臓幹細胞のepigeneticな環境因子として影響を与える栄養素を解明し、将来的に先天性心疾患の環境因子による予防医学に発展することを目標としています。
 今回の受賞を励みに、心臓病を持つ子どもたちとそのご家族のため、そして小児循環器学の発展に貢献できるよう鋭意努力する所存です。

写真左から:安河内聰先生、小林徹先生、安原潤先生、宮田宏章様(宮田心臓病研究振興基金理事長)

過去の受賞

平成28年度 事業計画書・収支予算書
度事業報告書・財務諸表

財団概要

公益財団法人 宮田心臓病研究振興基金
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大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13
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